歯周病とは、歯周ポケット(歯と歯ぐきの境目)に潜む細菌の塊(プラーク)が原因となり、歯を支える歯ぐきや顎の骨が徐々に破壊されていく細菌感染症です。初期段階では自覚症状がほとんどないまま静かに進行しますが、放置すると歯がグラつき始め、最終的には健康な歯でも失ってしまう、非常に怖い病気です。
また、歯周病菌は口の中だけでなく、血管を通じて全身を巡り、糖尿病や動脈硬化、誤嚥性肺炎など、さまざまな全身疾患のリスクを高めることが明らかになっています。
当クリニックでは、歯周病を単なるお口の病気として捉えるのではなく、全身の健康を左右する重要な疾患として、早期発見・早期治療、そして継続的な予防ケアに注力しています。
歯周病の主な原因は「感染」「タバコ」「歯並び・噛み合わせの悪さ」「ホルモンの影響(特に女性)」「歯ぎしり・噛み締めの5つです。 感染力の高さに加え、タバコは免疫力を下げ、歯ぎしりは歯に負荷をかけます。ホルモン変動も影響し、歯周病菌を活性化させます。リスクを下げるため、タバコを控え、歯並びの改善やナイトガードの使用、そして定期検診が重要です
歯周病は、以下のステップで歯を支える組織を破壊していきます。
歯と歯ぐきの境目(歯周ポケット)に細菌の塊である歯垢が溜まります。
細菌の毒素により、歯ぐきが赤く腫れあがり(歯肉炎)、出血しやすくなります。
炎症が進行し、歯を支えている歯槽骨が溶け始め、後退していきます。
歯槽骨が溶け進むと歯を支えきれなくなり、歯がぐらつき始め、最終的に抜け落ちてしまいます。
歯周病は、歯周ポケットに溜まったプラーク(歯垢)や歯石内の歯周病菌が歯ぐきにダメージを与え、進行する細菌感染症です。末期には歯が抜け落ちる非常に怖い病気のため、早期治療が必須です。 当クリニックでは、プロフェッショナルケアと、ご自宅で継続いただくセルフケアの指導の両面から、患者様の歯周組織の健康をサポートします。
厚生労働省の調査では、30代以上の3人に2人が歯周病と診断されています。この病気は時間をかけてゆっくり進行するため、10代後半~20代からの予防ケアが不可欠です。歯周病を予防するためには、以下の5つを実践しましょう。
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